日本自動車販売協会連合会が2日発表した11月の新車登録台数は、前の年の同じ月にくらべ、6.6%増の33万1421台となり、3カ月連続のプラスになった。小型乗用車が2割近い増加となったことが主な要因。
全国軽自動車協会連合会が発表した11月の軽自動車販売台数は、前年同月比8.5%減の14万9608台で、2カ月連続でマイナスとなった。
『フィット・アリア』のコンセプトは先進スモールセダン。スモールでありながら広いユーティリティが特徴になっている。そしてエクステリアカラーのコンセプトは先進・爽快・ラインナップ。ベージュのインテリアにマッチする5色が設定されている。
『フィット・アリア』は“Made by Global Honda”によって、タイのアユタヤ工場で生産される輸入車。エクステリアデザインを担当した本田技術研究所の吉川史朗研究員によると、日本以外で生産されることによるデザイン上の制約等はなかったようだ。
今回発表された『フィット・アリア』は『フィット』からの派生車種。兄貴分フィットの開発当初から、セダンバージョンが想定されていたわけではなかったようだ。
正直な話、実車を見るまでは「どれほどの品質なのか」と疑問だらけだった『フィット・アリア』だが、その品質の良さには驚いた。車体各部の組み付けも良いし、いわゆる“チリ”もきっちりと揃っている。
ホンダ『フィット・アリア』の内装は、スモールカーとは思えない上品な色合いのブラウンを基調としている。基本的な意匠はほぼ同一だが、『フィット』がカジュアル志向なら、アリアはフォーマル志向といった感じだ。
11月29日から12月8日まで開催されているエッセン・モーターショーで、オペルは『コルサOPC』コンセプトを出品した。オペルのモータースポーツ/チューニング部門のOPCが開発したもので、量産化、コルサ(日本名『ヴィータ』)レインジへの追加が期待される。
ホンダの吉野浩行社長はスピーチの際、「逆輸入車ではなく、輸入車だ」と『フィット・アリア』を紹介したが、タイを含むアジア圏では『シティ』の名で販売される。主要販売地域はアジアであり、日本はそのひとつに過ぎない…という理由もある。
JRバス関東は11月29日、JR東京駅−つくばセンター(茨城県)を結ぶ路線に、高速バス用車両としては日本最大の長さを誇る『メガライナー』を投入し、ラッシュ時間帯を中心に1日3往復の運行を行うことを明らかにした。運航開始は12月8日を予定している。