イタリアのタイヤ大手ピレリは、米国への投資計画を発表した。総額は約10億ユーロ(約12億ドル)で、米ジョージア州ロームにある工場を大規模に拡張する。
ローム工場はすでに米国市場向けの高度な技術製品を生産しており、今回の投資によって2033年までに年間生産能力を約600万本に引き上げる計画だ。サイバータイヤ(Cyber Tyre)技術を含む最先端製品を製造できる施設となる見込みで、約1000人の新規雇用創出も期待されている。
■世界最大のハイバリュー市場を狙う
ピレリが今回の投資で重視するのが「ハイバリュー」セグメントだ。このセグメントにおいて米国は世界最大の市場であり、グローバル販売量の約40%を占める。投資はサプライチェーンの強靭化や「メイド・イン・USA」製品への需要拡大にも対応するものだ。


