山岳トンネル切羽の無人化へ、遠隔装薬装置を開発…西松建設

遠隔装薬装置全景
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西松建設は、山岳トンネル工事における爆薬の装填作業を遠隔で行う「遠隔装薬装置」を開発したと発表した。

山岳トンネル工事の発破掘削では、装薬と結線のために複数の作業員が切羽近傍に長時間立ち入る必要があり、トンネルの掘削面から岩石などが落下する「肌落ち災害」のリスクにさらされてきた。厚生労働省のガイドラインでは、切羽天端から45度の範囲内への立入りを制限しており、切羽近傍作業の削減や省人化・無人化が業界全体の課題となっていた。

今回開発した遠隔装薬装置は、ドリルジャンボに装着して使用する。ドリルジャンボのドリフタに装置を接続し、装填パイプの先端に親ダイ(電気雷管または非電気式雷管)、増しダイ(含水爆薬または粒状爆薬)および込め物を取り付ける。その後、作業員がドリフタをリモコン操作して装薬孔へ装填パイプを挿入し、エア圧送することで遠隔での装薬作業が完了する。これにより、作業員が切羽天端から45度範囲内に立ち入ることなく装薬作業を実施できる。

《森脇稔》

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