◆急増する車載電子機器と高まる「EMC試験」の重要性
電子機器の電磁波に関する試験や無線通信、サーバーセキュリティ、水素機器やバッテリーの評価など、幅広い試験、検査、認証サービスを提供するUL Japanが、最新鋭の自動車向けEMC試験所を愛知県に開設したので取材にうかがった。
製品の安全性・性能・環境適合性を評価・試験し、各国の規格や法令への適合を支援するグローバル企業であるUL Solutions、その日本法人であるUL Japanは日本で8か所の拠点を持ちEMC・無線試験や電気関連の安全試験や環境試験などを手掛けている。そんなUL Japanの最新施設として愛知県豊田市に開設したのが最新鋭のEMC試験環境を備えたATIC(Automotive Technology & Innovation Center)だ。同施設の開設にあたって記者発表が行われたので取材に訪れた。
ATICは最先端の自動車向け電磁両立性(EMC)試験所だ。EMC(Electro Magnetic Compatibility)試験とは、電子機器から発生する電磁波が他の電子機器に障害を与えないこと、さらには他の電子機器が発する電磁波を受けて影響を受けないことを試験するのが主な役割。近年の自動車ではBEV、HEV、ADAS、自動運転など電子機器を大量に使用する機器類が急増し、その重要度も増している。そんな試験を引き受けるのがUL JapanのEMC試験施設だ。









