劣化アスファルト再生に新技術、再生可能資源由来の新素材「C-AG」で柔軟性を回復…農研機構と七王工業が開発

劣化によりひび割れが生じたアスファルト舗装道路
  • 劣化によりひび割れが生じたアスファルト舗装道路
  • でんぷんと脂肪酸を原料として製造したC-AG

農研機構と七王工業は、再生可能資源由来の新素材「C-AG」を使って、劣化したアスファルトの性能を回復させる新しい再生技術を開発したと発表した。

アスファルトは道路舗装や建築用防水材として広く使われる重要なインフラ材料だ。国内では使用済みアスファルトの99%以上がリサイクルされているが、熱や紫外線などの影響で劣化が進むと硬くもろくなり、従来の再生技術では品質回復に限界があった。

現在主流の再生方法は、劣化によって失われた成分を石油由来のオイルで補う「成分補填型」だ。しかし石油資源への依存や持続性の観点から、新しいメカニズムに基づく技術の開発が求められていた。


《森脇稔》

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