日本製鉄は、完全子会社の山陽特殊製鋼を吸収合併することを取締役会で決議したと発表した。
合併の効力発生日は2027年4月1日で、日本製鉄が存続会社、山陽特殊製鋼が消滅会社となる。
山陽特殊製鋼は、高清浄度鋼の製造技術を強みとし、国内シェアNo.1の軸受鋼をはじめとする製品を供給してきた。ヨーロッパやインドなどでの一貫製造を通じてグローバル展開を進めるとともに、主原料に鉄スクラップを使用した資源循環型の事業を展開している。国内の棒線・特殊鋼需要は、人口減少による内需の縮小、中国の過剰生産と輸出攻勢、自動車の電動化の潮流などにより、縮小傾向が続くと見込まれている。


