アルバックは、レアアース磁石向け連続式真空溶解炉の受注が欧米の磁石メーカーを中心に前期比約3倍に拡大する見通しであることを受け、同装置の日本国内における生産体制を新たに構築すると発表した。
レアアース磁石は、電気自動車(EV)、風力発電、空調機器、データセンター、宇宙産業など幅広い分野の先端機器に不可欠な基幹部材だ。脱炭素化とAIの普及拡大に伴い、世界的な需要は今後も増加が見込まれている。
一方、中国へのサプライチェーン依存度が高いことへの懸念から、欧米を中心に生産の地域分散(ニアショアリング)が加速している。新規参入の磁石メーカーからは、地域分散を重視した供給体制を求める声が高まっており、アルバックはこうした需要に対応するため、日本国内での生産体制の整備を決定した。


