フッ素化合物不使用の光ガイディングバー、自動車内装照明などに…フクビ化学が開発

光ガイディングバー
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フクビ化学工業は、フッ素化合物(PFAS)を一切使用しない「光ガイディングバー PFASフリータイプ」を新たに開発したと発表した。

本製品は、欧州をはじめとするグローバル自動車メーカーの厳格な環境規制やサステナビリティ要求に対応しつつ、従来品と同等以上の高い発光性能を実現している。車内アンビエントライトやインテリア照明の新たな選択肢として、今後のグローバル展開が期待される製品だ。

従来は発光性能を保つために外装にPFASを使うのが一般的だったが、同社は独自技術によりそれを不要とし、環境負荷を大幅に低減した。特許はすでに出願済みで、国際出願も予定している。


《森脇稔》

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