dSPACE、レーダーセンサの機能テスト向け新ソリューション公開へ…「dSPACE Japan User Conference 2025」

レーダーベースの運転支援システムの出荷検査(EOLテスト)や定期点検(PTIテスト)に使用するために開発されたDARTS ARROW
  • レーダーベースの運転支援システムの出荷検査(EOLテスト)や定期点検(PTIテスト)に使用するために開発されたDARTS ARROW

dSPACEは、9月26日にTAKANAWA GATEWAY Convention Centerで開催される「dSPACE Japan User Conference 2025」においてレーダーセンサの機能テスト向け新ソリューション「DARTS ARROW」を公開する。

DART ARROW は、レーダーベースの運転支援システムの出荷検査(EOLテスト)や定期点検(PTIテスト)に使用するために開発されたコンパクトで高効率かつ使いやすいレーダーターゲットシミュレータ。動的なシナリオにおいてレーダーターゲットの距離、速度、レーダー反射断面積(RCS)をシミュレートする。

この新ソリューションは76-81GHzの周波数範囲をカバーし、カスタマイズ可能な最大5GHzの帯域幅を備えている。最大500メートルの距離を7センチメートル以下のステップで、±時速700キロメートルの速度までシミュレーションが可能だ。用途に応じて、フロントエンドはモノスタティックまたはバイスタティックに構成できる。


《森脇稔》

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