日揮ホールディングス(日揮HD)の子会社の日本ファインセラミックス(JFC)が、宮城県富谷市に建設していたパワー半導体向け高熱伝導窒化ケイ素基板を増産する新工場の竣工式を実施した。
新工場は2025年2月に建屋が完成し、現在各種設備の導入を進めている。2025年秋の操業開始を予定している。工場の特長として、生産性向上を意識した機械化・省人化を推進するほか、工場電力の一部を賄う太陽光パネルを設置するなど積極的に再生可能エネルギーやグリーン電力を導入していく計画だ。
竣工式には宮城県の村井嘉浩知事、富谷市の若生裕俊市長、経済産業省東北経済産業局の佐竹佳典局長、地権者である富谷市高屋敷西土地区画整理事業共同施行者の東北放送一力敦彦社長、同共同施工者の河北ランド伊藤直樹社長に加えて、工事関係者らが出席した。