ロシア最大の乗用車・小型商用車メーカーのアフトワズが、ラーダブランドの新型車『イスクラ』の生産に向けて最新のロボット技術を導入した。同社は計画的に生産ラインのロボット化を進めており、今回の取り組みもその一環だ。
新たに設立された溶接工場には、最新の自動溶接システムが導入された。工場の面積は4万平方m以上で、時間当たり30台の車体を生産できる能力を持つ。工場内には17の自動ラインと112台のロボットが設置され、合計4800以上の溶接ポイントを処理する。700人以上の作業員とエンジニアがこの工場で働いている。
導入されたロボットは溶接だけでなく、部品のフランジ加工や移動にも使用される。ロボットの積載能力は125kgから350kgまで様々で、作業内容に応じて使い分けられる。
