マーレの気候保護戦略に国際的評価、CDPで「A」評価を初めて取得

ドイツのMAHLEの生産拠点
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ドイツに本拠を置く自動車部品大手のMAHLE(マーレ)グループは、英国の非営利団体CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)から、気候保護分野で「A」評価を初めて獲得したと発表した。

DPは、環境・気候保護において優れた成果を上げた企業に「A」評価を付与する。MAHLEは、スコープ1+2+3のCO2排出量削減で大きく前進し、特に工場のエネルギー消費によるCO2排出量を47%削減した。

MAHLEのマネージメントボードメンバーのGeorg Dietz氏は、「今回の高評価は、サステナビリティ戦略が着実に実行されている証」と述べた。MAHLEは、2040年までに自社工場の気候変動に対する中立性を達成し、2030年までにスコープ3での排出量を28%削減する目標を掲げている。


《森脇稔》

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