デンソーは、欧州自動車業界での安全なデータ交換を可能にする「Catena-X」のEcoPass認定を、日本企業として初めて取得したと発表した。
これにより、デンソーが開発中のデジタルプロダクトパスポート(DPP)用アプリケーションがCatena-Xのルールに準拠し、安全なデータ交換が可能であることが確認された。また、Business Application Providerとしても日本初の認定を受けた。
近年、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーへの転換が求められており、DPPの取り組みが進められている。日本では経済産業省主導の「Ouranos Ecosystem」が2023年4月から始動し、デンソーは自動車産業でのデータ連携を推進してきた。