BMWの独ライプツィヒ工場、グループの電動化の重要拠点に…20年の進化と未来

BMWグループの独ライプツィヒ工場で2005年3月1日に『3シリーズセダン』の生産を開始
  • BMWグループの独ライプツィヒ工場で2005年3月1日に『3シリーズセダン』の生産を開始
  • BMWグループの独ライプツィヒ工場でBMW『i3』の生産を2013年から2022年まで実施
  • BMWグループの独ライプツィヒ工場で生産されたBMW『i8』
  • BMWグループの独ライプツィヒ工場で生産されているMINIカントリーマン新型
  • BMWグループの独ライプツィヒ工場で生産されている最新モデル

BMWグループはドイツ・ライプツィヒ工場が稼働20周年を迎えたと発表した。BMWグループの電動化戦略における重要な拠点だ。

ライプツィヒ工場は、2005年3月1日に『3シリーズセダン』の生産を開始した。この工場は2001年に建設が決定され、250以上の候補地から選ばれた。以来、約375万台の車両が製造され、5億ユーロ以上が投資されてきた。現在、『1シリーズ』、『2シリーズ・アクティブツアラー』、『2シリーズグランクーペ』、MINI『カントリーマン』が生産されている。

工場はその柔軟な構造と革新的な設計で知られ、特にザハ・ハディッドによる中央建物は2005年にドイツ建築賞を受賞した。工場の指標として、世界初のフィンガーストラクチャーを採用し、効率的な物流を実現している。


《森脇稔》

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