京セラは、射出成形構造エレクトロニクス(IMSE)技術を手がけるフィンランドのTactoTek社に500万ユーロを出資したと発表した。この投資により、次世代のヒューマンマシンインターフェース(HMI)技術の開発が加速されることが期待されている。
京セラは、IMSEの技術と自社の強みを組み合わせ、HAPTIVITYプラットフォームをさらに進化させたHAPTIVITY iを開発した。この新技術は、IMSE製品内に圧電アクチュエータを組み込むことで、薄型・軽量設計を維持しながら触覚機能を付加することに世界で初めて成功したものだ。