ダイナミックマッププラットフォーム「3Dmapspocket」がアップデート、2点間の道路勾配を自動算出

「3Dmapspocket」が機能アップデートを行い2点間の道路勾配を自動算出
  • 「3Dmapspocket」が機能アップデートを行い2点間の道路勾配を自動算出
  • 「3Dmapspocket」が機能アップデートを行い2点間の道路勾配を自動算出

ダイナミックマッププラットフォームは、3次元点群データ閲覧サービス「3Dmapspocket」の機能アップデートを実施したと発表した。今回のアップデートにより、選択した2点間における道路勾配(パーセント)の自動算出が可能になった。

3Dmapspocketは、同社が取得した全国の高速道路や自動車専用道路、主要幹線道路の3次元点群データを確認・分析できるデータプラットフォーム。これまでも2点間の距離や高さの測定は可能だったが、ユーザーからの要望を受けて勾配測定機能を実装した。

この新機能により、交通事故調査でのより精緻な現場検証や、道路維持管理における点検前の事前現地確認など、様々な場面での活用が期待される。例えば、事故現場の正確な勾配を把握することで、事故原因の特定や再発防止策の立案に役立つ可能性がある。また、道路管理者が遠隔地から道路の状態を事前に確認できるため、効率的な点検計画の立案が可能になる。


《森脇稔》

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