パナソニック オートモーティブシステムズは10月1日、社員の能力・スキル向上や自律的なキャリア形成支援を目的とした企業内大学「Panasonic Automotive Systems University(以下、PAS University)」を設立した、と発表した。
近年、自動車産業においては、SDV化(Software Defined Vehicle)が加速し、自動運転をはじめとする技術進化が続いている。今後、クルマにおいては、複雑なアルゴリズムやAIを活用し、大規模車載コンピューターによる制御が不可欠となる。パナソニック オートモーティブシステムズは、これらの先進技術が凝縮された車の中枢部であるコックピットシステムの領域でも大きな世界シェアを占め、市場をリードしている。しかし、世界最先端の開発領域でトップシェアを保ち続けるためには、人財への投資が不可欠という。