ボルボグループとウェストポート・フューエル・システムズ(ウェストポート)は6月3日、新たな合弁事業の締結と開始を発表した。この合弁事業は、長距離輸送およびオフロード用途向けの燃料システム技術の普及が目標。
具体的には、ウェストポートの「HPDI」燃料システム技術の商業化と世界的な普及を加速させることを目的としている。HPDI燃料は、天然ガスを主な燃料とし、少量の軽油で着火する。
合弁事業は、ウェストポートのダン・スケリCEOが暫定的に率いる。また、スコット・ベイカー氏が製品開発および技術担当副社長に、アンダース・ヨハンソン氏が商業担当副社長に就任する。