米トヨタ、ハイブリッド車を増産へ…新エンジン製造ラインを設置

トヨタ・ケンタッキー工場の新エンジン製造ライン
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トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は5月18日、ハイブリッド車を米国で増産するために、ケンタッキー工場に新しいエンジン製造ラインを設置した、と発表した。

トヨタはこのエンジン製造ラインの建設に、1億4500万ドルを投資した。ひとつのラインで3種類のエンジンを同時に生産できる柔軟性に富んだラインが特長だ。トヨタによると、北米でこの機能を持つ唯一のトヨタの工場になるという。

この製造ラインは、変化する市場に対応するために、柔軟性を高めている。新しいラインは、トヨタとレクサスのハイブリッド車向けに2.4リットルターボエンジンと2.5リットルエンジンを供給する。これにより、顧客の需要に応じて、ハイブリッド車の生産量を増やすことができるようになる。

トヨタのケンタッキーのパワートレイン工場は、ケンタッキー組み立て工場にエンジンを供給するほか、北米にある7つの車両工場のうち6つの工場にエンジンを供給している。

《森脇稔》

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