前回までマイクロモビリティの主要な移動手段の1つである自転車、特に電動自転車の発展とシェアビジネスについて触れてきました。今回は、自転車をしのぐ勢いで拡大する電動キックボードをあらためて取り上げます。日本でも限定的ではありますが、ヘルメット無しの公道走行が認められ、場所によっては目にする機会も増えてきています。欧米ではコロナ禍にあって手軽で快適かつ密回避の移動手段として、特にシェア型サービスが急速に普及、事業化に向けた法制度の整備も進んでいます。
本シリーズの第3回において電動キックボードの世界的な潮流と日本での導入について概観しておりますが、今号では特に欧米に的を絞り、電動キックボードの技術的進化と「産業化」に向けた動き、さらに今後公共交通を補完するものとしてどのように発展しうるか、という観点から深堀りする形で考察を試みます。









