ホンダ(Honda)の中国部門は4月6日、2021年第1四半期(1~3月)の中国新車販売の結果を発表した。総販売台数は39万0231台。前年同期比は175.8%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開している。2021年第1四半期実績は、東風ホンダが前年同期比198.9%増の21万0121台と、2年ぶりに増加した。広汽ホンダも154.8%増の18万0110台と、2年ぶりに前年実績を上回った。
広汽ホンダでは、セダンの『アコード』や『クライダー』、コンパクトカーの『フィット』などを販売している。このうち、アコードの販売が好調だった。
東風ホンダでは、SUVの『CR-V』と『XR-V』、セダンの『シビック』などを販売している。3車ともに販売が好調で、CR-Vは「スポーツハイブリッド」が伸びたという。
ホンダの2020年の中国新車販売は、過去最高の162万6972台だった。前年比は4.7%増と、2年連続で前年実績を上回っている。