駐車場のDX推進、ドコモとPKSHAが提携

スマートパーキング・ピージー
  • スマートパーキング・ピージー
  • アイテックのロックレス駐車場機器対応車室イメージ
  • アイテックのロックレス駐車場機器対応車室のナンバー認識ポール
  • Peasyアプリ経由での利用操作イメージ

NTTドコモは1月25日、PKSHAテクノロジーと提携して、駐車場アプリ「スマートパーキング・ピージー」で、専用機器がないコインパーキングの予約と精算ができるサービスを同日から開始したと発表した。

両社は、駐車場のデジタル化を見据え、互いのICTやアルゴリズム活用の強みを生かし、新しい駐車場事業の経営、運営形態の提案を通じてMaaS(モビリティアズアサービス)時代の自動車移動を支える駐車場業界のデジタルトランスフォーメーション推進とモビリティサービスの高度化を図る。

PKSHAは駐車場のデジタル化に向けて、子会社のアイテックが画像検知アルゴリズムやソフトウェアを活用したロックレスの駐車場機器ソリューションを展開している。ドコモが展開するピージーは駐車予定30分前からの事前予約や、駐車料金のキャッシュレス決済、駐車場の混雑状況の確認が可能。

今回、PKSHAとドコモが共同開発したAPIを利用することで、アイテックの駐車場機器を導入しているコインパーキングで、新たにピージーが使用可能となる。従来、ピージー利用では、専用機器を取り付けた専用車室が必要だった。両社の提携で、専用機器と専用車室なしのピージー対応駐車場数が全国で約500車室増加する予定で、ユーザーの選択肢が拡大する。

両社は今後、ナンバープレート認証を活用したピージー利用開始操作や、ピージー利用可能駐車場のエリアや規模の拡大などで、利用者の利便性向上を図る。

《レスポンス編集部》

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