相鉄・東急直通線用20000系は計画の半数近くが登場…相鉄の2020年度投資計画

2020年度鉄道・バス設備投資計画:10両編成6本が増備される相鉄20000系。
  • 2020年度鉄道・バス設備投資計画:10両編成6本が増備される相鉄20000系。
  • 2020年度鉄道・バス設備投資計画:10両編成6本が増備される相鉄20000系。
  • 2020年度鉄道・バス設備投資計画:2022年度の完成を予定している相鉄海老名駅のリニューアルイメージ。2020年度は現駅舎の解体を予定。
  • 2019年11月開業の羽沢横浜国大駅に設置したホームドア
  • 2020年度鉄道・バス設備投資計画:天王町駅改良工事の様子
  • 2020年度鉄道・バス設備投資計画:分岐器改良工事
  • 2020年度鉄道・バス設備投資計画:万騎が原トンネル(横浜市旭区)内部の改修
  • 2020年度鉄道・バス設備投資計画:8000系リニューアル

相模鉄道(相鉄)は5月27日、2020年度の鉄道・バス設備投資計画を発表した。鉄道事業では総額178億円を投入する。

車両面では、2022年度下期の開業を予定している相鉄・東急直通線向けの新型車両20000系10両編成6本を増備する。同車は2023年度までに16本が導入される予定で、先行して登場した1本を含めると計画の半数近くが登場することになる。

また、10000系では車体色のヨコハマネイビーブルー化、座席座面や吊り革などを対象にした内装の変更、車内案内放送の自動化といったリニューアルが1編成で施されるほか、9000系の空調システムを改良し、快適性の向上を図る。

施設面では、2022年度の開業を目指して海老名駅(神奈川県海老名市)の改築が進められ、現駅舎の解体作業などが行なわれる予定。

安全対策としては、本線西横浜駅(横浜市西区)と相模大塚駅(神奈川県大和市)における分岐器(ポイント)交換や本線軌道の道床交換などを進める一方、ホームの補強や、列車の停止位置をホームドアに合わせるための乗務員支援として、列車定位置停止装置(TASC)の設置準備工事を実施する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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