テスラ(Tesla)のイーロン・マスクCEOは5月12日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)対策で操業停止を命じられている米国カリフォルニア州フリーモント工場を再開するとツイッターで発表した。当局の許可を得ておらず、「逮捕も覚悟」しているという。
テスラのカリフォルニア州フリーモント工場は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、カリフォルニア州アラメダ郡当局の命令により、3月23日から生産を停止している。
カリフォルニア州では、新型コロナウイルスによる外出制限が部分的に緩和され、一部の工場では生産再開が認められた。しかし、フリーモント工場が位置するアラメダ郡は、外出制限を継続。アラメダ郡は、テスラのフリーモント工場の再開を認めていない。
イーロン・マスクCEOは5月12日、「テスラはアラメダ郡の規則に反して、生産を再開する。この件で誰かが逮捕されるとすれば、私だけでお願いしたい」とツイートしている。Tesla is restarting production today against Alameda County rules. I will be on the line with everyone else. If anyone is arrested, I ask that it only be me.
— Elon Musk (@elonmusk) May 11, 2020