道路分野での新技術---導入促進方法と2020年度の導入計画 国交省が決定

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国土交通省は4月30日、道路分野における新技術導入促進方針と2020年度の新技術導入促進計画を決定したと発表した。

道路分野での新技術導入促進方針では、良い技術は活用するという方針の下、これまで新技術の活用が十分でなかった異業種、他分野、新材料なども含めて新技術開発・導入を促進する。

新技術の導入にあたっては斬新なアイデアを取り込んだ道路の多機能化・高性能化、業務プロセスの効率化に資するICT技術などの活用、新技術・新工法の導入を可能とする技術基準類の整備に重点を置く。

2020年度新技術導入促進計画では、現場のニーズや技術に対するリクワイヤメントを適切に抽出することで、道路管理者や受発注者に加え、技術の開発者にも見える化する2020年度は11の技術テーマについて技術公募や意見交換によって検討を加速化する。

国土交通省では、国と連携して新技術の活用に必要な技術基準類の検討や技術を検証するための機関を1月に公募し、道路技術懇談会で応募内容の確認・審査を経て6団体を選定した。今後、新技術導入促進計画に示された技術テーマごとに、選定された導入促進機関と連携して具体的な検討に着手する。

《レスポンス編集部》

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