ダイムラー(Daimler)の商用車部門のダイムラートラックスは2月18日、2019年通期(1~12月)の決算を発表した。
同社の発表によると、メルセデスブランドのトラックをはじめ、傘下のFUSOやフレートライナーなどを含めたグループ全体の売上高は、402億ユーロ(約4兆8035億円)。前年の383億ユーロに対して、5%増えた。
一方、2019年通期の営業利益は、25億ユーロ(約2987億円)。前年実績に対して、11%の減益となった。減益となった要因は、世界の主要地域における経済的な逆風に対応して、2019年第3四半期(7~9月)に、生産を調整したことが影響した。
2019年の世界新車販売台数は、およそ48万8500台。前年比は6%減だった。ダイムラートラックスは、米国とヨーロッパ、日本を重視していく、としている。