ボッシュ(Bosch)は、ミラノモーターサイクルショー2019(EICMA 2019)において、オフロードスポーツ車両向けセミアクティブ ダンピング コントロール システムを発表した。
ボッシュのオフロードスポーツ車両向けセミアクティブ ダンピング コントロール システムは、ドライビングの安全性、走行快適性、ダイナミクスを向上させる目的で開発された。
このセミアクティブ ダンピング コントロール システムを搭載した車両には、路面状況を常時モニターするための複数のセンサーが組み込まれている。そして、ほぼ瞬時に、減衰力の調整が行われる。
これらのセンサーの働きにより、とくにオフロード走行時の安定性が向上する。ドライバーは、ボタンを押すだけでサスペンションの設定を好みに合わせて選択、調整することができる。
ボッシュは、セミアクティブ ダンピング コントロール システムは、ダンパーアクチュエーターを調整して振動を低減することで、車両の安定性だけでなく走行快適性も向上させる、としている。