新会社「メルセデスベンツ」発足、ダイムラーが組織再編

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ダイムラー(Daimler)は11月4日、組織再編によって新会社の「メルセデスベンツ」が11月1日付けで発足した、と発表した。

今回の組織再編では、ダイムラーを持ち株会社とし、その傘下にメルセデスベンツ、ダイムラートラック、ダイムラーモビリティの3社を置く。乗用車主体のメルセデスベンツ、商用車主体のダイムラートラック、モビリティサービスと金融部門主体のダイムラーモビリティに分社化し、法的に独立した事業体を創出することにより、グループの企業体質をさらに重視し、強化することを目指している。

新会社のメルセデスベンツには、乗用車部門と小型商用車(バン)部門があり、全世界におよそ17万5000人の従業員を擁する。メルセデスベンツでは、乗用車と小型商用車(バン)の開発、生産、販売、関連サービスに重点を置く。

なお、新会社のメルセデスベンツの取締役会会長には、ダイムラーのトップで、メルセデスベンツ乗用車部門を統括するオーラ・ケレニウス氏が就任している。

《森脇稔》

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