ホンダ熊本製作所、省エネ大賞 経済産業大臣賞 を受賞

表彰式の様子
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  • ホンダ熊本製作所

ホンダの二輪車・パワープロダクツの生産工場である熊本製作所は1月30日、「熱処理熱源ハイブリッド化によるエネルギー削減」で、「平成30年度省エネ大賞(省エネ事例部門)」の最高賞「経済産業大臣賞(産業分野)」を受賞したと発表した。

省エネ大賞は、省エネルギーについて、模範となる取り組みや、製品・ビジネスモデルの開発を行った事業者を表彰するもので、平成23年度より省エネルギーセンターが経済産業省の後援を受け主催している。

熊本製作所 パワートレイン工場鋳造モジュールでは、二輪車『ゴールドウイング』の2017年に実施したフルモデルチェンジに伴うアルミ鋳造部品の生産量増加に対応する際、従来は熱源にガスのみを使っていた熱処理炉へ、より環境負荷の低い電気式の工程を部分的に導入した。

今回、省エネのさらなるレベルアップを目指し、高温に強いガスと低温に強い電気のそれぞれの熱源の特性を活かしたハイブリッド熱処理炉を独自に考案した点や、熱処理のエネルギー使用量を約39%、CO2排出量を年間104t-CO2削減した省エネルギー性が高く評価され、省エネ大賞 経済産業大臣賞受賞となった。

ホンダの受賞は8年間で3年連続5回目(6賞目)となる。
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《纐纈敏也@DAYS》

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