JR北海道は11月14日、北海道胆振東部地震の影響で運行を見合わせていた日高本線苫小牧~鵡川間を11月19日に再開すると発表した。
同区間は勇払~浜厚真間に架かる厚真川橋りょうで橋桁にずれが生じたことから運行を見合わせていたが、10月18日から復旧作業に着手し、11月18日に完了する見込みとなった。
これにより、下りは苫小牧14時32分発鵡川行きから、上りは鵡川15時11分発苫小牧行きから再開され、当日は一部の列車を除いてキハ40形のラッピング車両「道央 花の恵み」が使用される予定。
なお、再開後も線路の路盤が安定する来春までは勇払~鵡川間で徐行運転が行なわれるため、5~10分程度の遅れが見込まれる。これに伴ない、通勤通学の足に影響を与える苫小牧5時45分発の下り列車は、浜厚真まで通常より5分繰り下げて運行。終着の鵡川には1分早い6時13分に到着する。