フォルクスワーゲングループ（Volkswagen Group）は10月9日、2018年1～9月のフォルクスワーゲンブランド（乗用車）の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は過去最高の462万2900台。前年同期比は2.9％増だった。
1～9月の市場別販売は、最大市場の中国を含めたアジア太平洋地域が、前年同期比2％増の237万2300台と回復。このうち中国は、前年同期比1.9％増の224万1300台と、前年超えを維持した。
また、北米の1～9月実績は、前年同期比2.7％減の42万8000台と、引き続き減少。このうち、米国は26万6200台を売り上げ、前年同期比は5.5％増。排ガス案件の影響による販売の落ち込みから、回復傾向にある。
欧州は1～9月、前年同期比5.9％増の135万3200台と増加傾向。このうち、西欧は、4.9％増の114万4200台と回復。地元ドイツも4.9％増の41万9200台と好調だった。ロシアは、前年同期比20.4％増の7万4800台と、2桁増を保つ。
2017年のフォルクスワーゲンブランド（乗用車）の世界新車販売台数は、623万0200台。前年比は4.2％増と、2年連続で前年実績を上回っている。
