カーシェアで安全走行した分を自動車保険料割引に反映 あいおいニッセイ同和損保

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  • カーシェアリング走行データの保険料への反映フロー(イメージ)

あいおいニッセイ同和損害保険とパーク24は、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」で安全走行した距離に応じて、あいおいニッセイ同和損保が提供する自動車保険の新規契約時の保険料を優遇する制度を開始する。

自動車保険は無事故を継続すると保険料は安くなる。しかし、従来の自動車保険がクルマを所有している人を対象とした保険であるため、カーシェアリングやレンタカー、社有車で、どれだけ運転経験を積み、無事故で走行しても保険料には反映されない。

カーシェアリングの利用を通してクルマを運転する楽しさを認識する契機となり、若者を中心に、マイカーへ移行する後押しとなっている面もある。これを踏まえ、カーシェア利用者がマイカーへ移行時、初めて自動車保険に加入する際の保険料負担を軽減することを目的に、今回、あいおいニッセイ同和損保とパーク24はカーシェアで安全走行した距離に応じて自動車保険料を優遇する新しい制度をスタートする。

カーシェア車両のテレマティクスデータをもとに、事故を起こさずに走行した距離を「あんぜん走行距離」として積算し、あいおいニッセイ同和損保の自動車保険を新規契約する際の保険料を「あんぜん走行距離」に応じて最大20%割引するサービスを2019年1月から開始する。

タイムズカープラスでは会員種別として法人と個人を設定しており、積算距離の算出では、法人利用、個人利用の距離を通算できるようにする。

両社は今回の取り組みでは安全運転によるベネフィットを明示することから、カーシェアでの運転者の安全に対する意識が高まり、交通事故削減につながると見ている。
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《レスポンス編集部》

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