2018年のピレリスーパー耐久シリーズ第3戦「富士SUPER TEC24時間レース」の決勝レースが2日15時にスタートした。
富士スピードウェイでは50年ぶり、国内で10年ぶりとなる24時間レース。今回はSUPER GTなどに参戦するドライバーも助っ人として各チームに加入し、豪華メンバーになっている。また久しぶりの24時間レースを一目見ようと朝から多くのファンが集まっていた。
15時に決勝レースがスタート。ポールポジションのNo. 3 ENDLESS GT-Rがレースをリードする展開となったが、序盤からアクシデントが発生する。ST-XクラスのNo .82 Phoenix Racing Asia R8とST-2クラスのNo. 59 DAMD MOTUL ED WRX STIが1コーナーで接触。82号車は左フロント部分が壊れ、そのままリタイアとなってしまう。ちょうどコース脇にマシンを止めたこともありセーフティカーが導入。早くも波乱となった。
一方、59号車は右側のドアがへこむダメージを受けたが、自力でピットに帰還。新しいドアにつけかえて、約25分の作業時間でコースに復帰している。
22周目にレースが再開すると、その後は大きなアクシデントもなくレースが進行。最高峰のST-Xクラスは3時間をすぎてもトップ3が同一周回で争う接戦となっているが、3号車がトップを死守。2番手にNo. 99 Y’s distraction GTNET GT-R、3番手にはNo. 777 D’station Porscheがつけている。
注目のST-TCRクラスはNo .65 L & JR Mars Audi RS3 LMSがクラストップを快走していたが、開始2時間を過ぎたところでピットレーンの速度違反があったとしてドライブスルーペナルティを受けてしまい後退。No. 98 FLORAL CIVIC TCRがトップに立っている。