ポルシェ、完成車の輸送を鉄道へ段階的にシフト…CO2を6000トン以上削減へ

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鉄道輸送を開始したポルシェ
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ポルシェは完成車の輸送を、トラックから鉄道へ段階的にシフトすると発表した。

今回の発表は、持続可能な物流輸送によって、CO2排出量を削減するのが狙い。ポルシェの完成車は、ドイツのコーンヴェストハイムとライプツィヒの両駅から、貨車に積み込まれ、鉄道輸送を開始した。

ポルシェは、鉄道による物流輸送を、完全にカーボンニュートラルなプロセスに転換する方針。これにより、物流業務による年間のCO2排出量を3%削減。地球環境に有害なCO2の発生を、6000トン以上削減することを目指す。

ポルシェは2018年の1年間を通して、カーボンニュートラルな鉄道輸送をさらに拡張する計画。ブレーマーハーフェンの船積港とコーンヴェストハイムを連絡することによって、鉄道輸送される完成車の割合が約45%増加。これは、従来の大型トラックによる輸送を抑え、CO2の排出量を、年間でさらに650トン削減することにつながる、としている。

《森脇稔》

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