スペインのバルセロナで世界最大級のモバイル関連の見本市「Mobile World Congress(MWC)」が今年も現地時間2月26日より開催される。携帯通信会社やデバイスメーカーなど幅広いテクノロジー企業がこぞって出展。5Gを見据えたコネクテッドカーの出展も大きな見所となる。
MWCは通信系イベントとして、日本からもNTTドコモやソフトバンク、ソニー、NECなど日本を代表する通信系企業が出展。そのビジネスチャンスを求めようとモバイル系の専門家が世界200カ国以上から参加し、主催者によれば昨年の参加者数は10万人を超えたという。MWCへの関心は年々高まっている状況にあるのは間違いなく、それは自動車メーカーにとっても重要な位置づけとなっているようだ。これは米国ラスベガスで毎年1月に開催されるCESと共通の状況にあると言っていいだろう。
そんな中、今年はトヨタ自動車、ダイムラー(メルセデスベンツ)、BMW、セアト(VWグループ)、マクラーレンなどが参加を予定。5Gから人工知能(AI)を使ったコネクテッドカーなどの出展に関心は高まる。また、IT関連企業としては、グーグル、マイクロソフト、インテル、クアルコム、フェイスブックなどの企業がブースを構える予定で、仮想現実(VR)をはじめ、ドローン、ロボットなどモバイル技術の最新動向の展示が予定されている。
MWC 2018は2月26日から3月1日まで、バルセロナ市中心部から少し離れた新街区にある「フィラ・グランビア」で開催される。
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