神戸製鋼所は、製品データの改ざん問題でJISの認証機関から品質管理体制に問題があるとして12月5日、長府製造所のアルミ押出工場でのJIS認証の一時停止通知を受けたと発表した。
JIS認証の一時停止で、長府製造所アルミ押出工場では、対象製品にJISマークを表示して出荷することができなくなった。
同社では「性能的にはJIS規格相当の製品を提供することが可能で、出荷製品の出荷先に対して連絡、説明して誠意をもって対応する」としている。
また、今回、JIS認証の一時停止の原因となった品質管理体制の不備は、再発防止策を着実に実行することで問題を是正、早期に一時停止解除と信頼回復に努めるとしている。