勤労感謝の日だ! はたらくクルマだ! 高規格救急車だ!---トヨタ ハイメディック[写真蔵]

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トヨタ『ハイメディック』
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11月22日、MEGA WEB(東京都江東区)にてトヨタ『ハイエース』50周年ならびに一部改良車両説明会が開催された。

その会場で、普段あまり触れ合う機会の少ない高規格救急車『ハイメディック』が展示されていた。今回は「勤労感謝の日」にちなんで、「はたらくクルマ」であるトヨタ高規格救急車パラメディックを写真で紹介する。

このハイメディックは2006年より全国に導入されている、「ハイエーススーパーロング」をベースとした高規格救急車。1992年当時、国産初であった高規格救急車、初代ハイメディックから3代目のモデルとなり、2代目ではセミキャブオーバーとなっていたスタイルだが、3代目では初代と同様にキャブオーバースタイルに戻った。

救急車ならではの装備として、サイレンを鳴らすアンプやスピーカーの設置、電源を外部から入力するコネクターの装備や、サイレンを排気管がボディ右側のホイールベース間から側方に排出し、ストレッチャー搬入出時や病院内部への排気ガス流入に配慮するなど、様々な艤装が施されている。

また、ストレッチャーを載せる台には、揺れや加減速時の不快感を減らすスイング式の防振ベッドある「トヨタ防振ベッド」が装備されている。

ちなみに、国産メーカーで製造される高規格救急車には、日産から『エルグランド』初代(E50型)と『キャラバン』3代目(E24型)がベースの日産『パラメディク』がある。このパラメディックは、約20年のベストセラーであるが、2018年に『NV350 キャラバン』スーパーロング、ワイドボディ仕様をベースにした新型モデルが導入される予定である。他にも、いすゞ『エルフ』がベースとなる札幌ボデー工業(北海道札幌市)製の『トライハート』がある。このトライハートは2016年に発足した東京消防庁救急機動部隊に、高規格救急車には無い陰圧状態などを作り出せる装備を施した特殊救急車として配備されている。

《平川 亮》

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