新宿~拝島間にも「座れる通勤列車」…西武鉄道、2018年春から運転

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2018年春にデビューする『拝島ライナー』のイメージ(左)とロゴマーク(右上)。『S-TRAIN』と同じ40000系で運転される。
  • 2018年春にデビューする『拝島ライナー』のイメージ(左)とロゴマーク(右上)。『S-TRAIN』と同じ40000系で運転される。
  • 『拝島ライナー』で使われる40000系はロング・クロス転換に対応している。写真はクロスシート配置時の車内。
  • 40000系は現在『S-TRAIN』で使われている。

西武鉄道は11月20日、新宿線・拝島線の西武新宿~拝島間で有料座席指定列車『拝島ライナー』を運行すると発表した。2018年春にデビューする。

夕方・夜間に西武新宿発~拝島行きの下り列車のみ運行。池袋線の『S-TRAIN』で運用されているロング・クロス転換車両の40000系電車を使用する。運行時刻や停車駅、料金などの詳細は今後案内される予定だ。

愛称は「拝島線沿線をご利用のお客さまに快適にご利用いただける座席指定列車であることを分かりやすく表現」(西武鉄道)した『拝島ライナー』に。ロゴマークは拝島(Haijima)の頭文字「H」の文字を座席に見立てたデザインで、「全席座席指定で必ず座れる快適な着席サービスであることを分かりやすく表現」したという。

新宿~拝島間では現在、JR東日本が同区間を含む東京~青梅間で着席保証型の通勤列車『青梅ライナー』を運行している。平日のみの運行で、本数は夕方・夜間の下り3本と、朝方の上り1本。新宿~拝島間の所要時間は40分台だ。乗車に際しては乗車券のほかにライナー券(510円)かグリーン券を購入する必要がある。

《草町義和》

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