三重県の三岐鉄道は、10月4日から10月31日まで、西桑名駅(桑名市)と阿下喜(あげき)駅(いなべ市)を結ぶ北勢線で「ナロウィントレイン」を運行する。
これは、北勢線の3両編成1本の車内外にハロウィンの飾り付けを施した列車で、通常の列車として運行されるが、運用はその都度変わるため、乗車日前日の夕方以降に東員(とういん)駅(東員町)で問合せに応じている。
三岐鉄道北勢線は2003年4月、それまで北勢線を運営していた近畿日本鉄道から路線を譲り受けて運行を開始した。
普通鉄道としては、同じ三重県の四日市あすなろう鉄道や富山県の黒部峡谷鉄道と並ぶ、軌間762mmの「ナローゲージ」と呼ばれる鉄道で、三岐移行後は、高速化事業や車両の冷房化・高速化、CTC(列車集中制御装置)の整備、自動券売機や自動改札機の導入といった近代化施策が行なわれている。