メルセデスマイバッハ初のSUV、最後の1台がオークション予定

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メルセデス・マイバッハG650ランドレー
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オークション大手のボンハムは、ベルギーで10月6日に開催されるオークションに、メルセデス・マイバッハ『G650ランドレー』の最後の1台が出品されると発表した。

G650ランドレーは、超高級車ブランドの「メルセデス・マイバッハ」にとって、初のSUV。新生マイバッハブランドとしては、サルーンの『Sクラス』ベース、オープンカーの『Sクラス・カブリオレ』ベースに続く第3のモデルになる。

ベース車両は、優れたオフロード性能に定評あるメルセデスベンツ『Gクラス』。「G63 6×6」および「G500 4×4スクエアード」同様、G650ランドレーにもポータルアクセルを採用。最低地上高は450mmを確保しており、圧倒的な走破性能を実現する。パワートレインは、6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンを2個のターボで過給したユニット。最大出力630hp、最大トルク102kgmを引き出す。

また、「ランドレー」とは、もともと馬車のボディタイプを示す言葉で、後部座席部分だけがオープンになることを意味。G650ランドレーでも、後席乗員の頭上空間がオープンになる設計。電動ファブリックトップを装備した。

G650ランドレーは99台を限定生産。このうち、最後の1台を、メルセデスベンツはチャリティ目的で、オークションに出品する。同車の新車価格は63万ユーロ(約8415万円)。オークションでは、これを上回る高値が付くと予想されている。

《森脇稔》

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