遠回りを嫌って自動車の通行できない踏切へ進入、列車と衝突

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13日午前9時50分ごろ、福島県郡山市内にあるJR磐越西線の踏切で、クルマの通行が禁止された踏切へ進入してきた軽トラックと、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマの運転者を含めて人的被害は無かったという。

福島県警・郡山北署によると、現場は郡山市喜久田町付近(郡山富田~喜久田駅間)にある踏切。警報機や遮断機は設置されておらず、自動車の通行は禁止されている。軽トラックは踏切を渡ろうと進入した直後、通過した下り普通列車(郡山発/会津若松行き、4両編成)と衝突した。

この事故で軽トラックは中破したが、運転していた72歳の男性にケガはなく、列車の乗客乗員約100人も無事だった。

事故の起きた踏切は幅員が狭く、トラクターやバイク以外の車両通行が禁止されていた。聴取に対してクルマの運転者は「遠回りするのが面倒でよく使っていた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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