メルセデスAMGのハイパーカー、F1エンジンに3モーターハイブリッドが確定

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メルセデスAMGのハイパーカーのパワートレイン
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メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスAMGは5月27日、創業50周年記念のプレスカンファレンスを開催し、開発中のF1技術を搭載した市販車、「ハイパーカー」のパワートレインの詳細を明らかにした。

すでに公表されているように、メルセデスAMGのハイパーカーでは、F1技術をほぼそのまま、公道走行可能な市販車に導入。ハイブリッドパワートレインは、システム全体で1000hp以上のパワーを引き出す。

今回、メルセデスAMGが明らかにしたハイパーカーのパワートレインの詳細によると、ミッドシップに搭載されるエンジンはF1マシンの1.6リットルV型6気筒ターボがベース。ハイパーカーでは、ピストンやクランクシャフト、電装システムが専用設計となる。エンジンのレッドゾーンは、1万3500rpmからと、非常に高回転まで回る。

この1.6リットルV型6気筒ターボエンジンに、フロント2個、リアに1個のモーターを組み合わせたハイブリッドとし、加速時などにエンジンのパワーをアシスト。メルセデスAMGによると、EVモードも備えており、最大で25kmのゼロエミッション走行を可能にするという。

《森脇稔》

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