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マークラインズとマンローが業務提携…自動車分解調査を強化

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マークラインズとマンローが業務提携
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自動車産業ポータルサイト各種を運営するマークラインズは17日、ティアダウン(自動車分解調査)を得意とする、米国ミシガン州の大手エンジニアリングコンサルティング会社Munro & Associates, Inc(マンロー)と業務提携したと発表した。

マークラインズはMunroの情報及び販売製品を利用することにより、情報プラットフォームのコンテンツの充実および新たなサービスラインの展開を図る。主に自動車分解調査に係る強化策を開始する。

自動車の新型車開発において、自動車メーカーは、競合車種や特色ある車両を購入して、性能、構造、コストなどをベンチマークしている。これがティアダウン(分解調査)という調査手法だ。ティアダウンは、約5万点の部品で構成されている自動車では、自動車メーカーから部品メーカーに展開され、各部品レベルまで実施されている。電動車両の普及、電子制御やCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の採用拡大など、技術変化が世界的に起きる中でティアダウンのニーズは高まっている。これらを背景にマークラインズは、自動車分解調査に関わる事業をを強化する。

業務提携の内容は、(1)Munroにおける自動車分解調査情報(一部)の、マークラインズのコンテンツにおける利用、(2)ティアダウンに係るMunro製品の販売代行、(3)分解調査用自動車部品の調達代行。

エンジニアリングコンサルティング会社のMunroは、ライフサイクルコストを削減しながら品質、信頼性、製品価値の向上を図るVEなどの、戦略的原価管理手法を専門とする。同社独自のベンチマーキング手法をで他に類のないデータを提供する。

自動車産業ポータルを世界で運営しているマークラインズは、その主力事業は自動車生産・販売、技術、部品などの情報をインターネット上で検索でき、また自社製品を完成車メーカーや部品メーカーにPRできるオンライン情報サービスだ。現在、国内外の完成車メーカーや部品、材料メーカーなど、自動車産業のサプライチェインを形成する企業の約2300社に採用されている。

Munroのサンディ・マンローCEOは「マークラインズにとって初めてのベンチマーキング・データサプライヤーになり、たいへん嬉しい。この協力関係を通じ、業界大手である同社の契約企業やユーザーに、当社のインサイトやデータを提供することを楽しみにしている」とコメント。

またマークラインズの酒井誠代表取締役社長は「デミング博士から薫陶を受けたマンロー氏が創業したMunroは、リーンマニュファクチャリングの専門家集団だ。同社との戦略的な提携によって、マークラインズが行なっている技術コンサルティングの分野にも新しい領域を広げることができる」と述べている。
《高木啓》

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