ドイツの自動車大手、ダイムラーは2月22日、ロシアに初の乗用車工場を建設すると発表した。
ダイムラーは現地生産子会社として、メルセデスベンツ・マニュファクチャリング・ロシアを設立。2019年から、メルセデスベンツブランドの乗用車の生産を開始する。
ロシア初の乗用車工場は、モスクワ中心部から北西に、およそ40kmに位置。工場稼働の際には、1000名以上の雇用創出が見込まれる。
新工場の建設に対する投資額は、2億5000万ユーロ以上。生産車種については、『Eクラスセダン』とSUVを予定。ダイムラーは、「今回のロシア工場建設は、ダイムラーの世界生産ネットワーク拡大の一環」と説明している。