おおさか東線 仮称・都島駅を城北公園通駅に…旭区民らが要望

鉄道 行政
おおさか東線 淀川橋りょう
  • おおさか東線 淀川橋りょう
  • おおさか東線 西吹田駅付近
  • おおさか東線

おおさか東線北区間の新駅について、JR西日本・大阪外環状鉄道が概要を発表して2か月が過ぎた12月初旬、大阪市旭区が駅名をめぐる要望を明らかにした。JR西日本社長あての要望書には、「新駅の名称は、「城北公園通」とすること。」と記されている。

北区間の新駅は、新大阪方から西吹田・淡路・都島・野江という仮称でJR西などが9月下旬に発表。旭区は「大阪市旭区赤川1丁目737番5号に建設中の新駅は、旭区に在ること。「都島(仮称)」駅は、1.6km離れた大阪市営地下鉄「都島」駅、都島本通り界隈を連想させ、大阪市営地下鉄「都島」駅付近に新駅が存在すると思われるおそれがあること。駅名は、地域を想起させるものでなければならないこと。「旭」、「都島」は地名として存在しないこと。区名が、将来にわたって、維持されるとは限らないこと。建設中の新駅は、旭区・都島区にまたがる道路、城北公園通に隣接する位置にあること。」から、新駅の名称は、都島ではなく「城北公園通」とすることを要望する。

同区は12月6日に「旭区おおさか東線新駅名称期成会」決起集会を実施。会長に選ばれた旭区地域振興会・前川弘会長、副会長で地元に本社を置く日本タクシーの坂本克己会長、顧問の小川明彦区長らが、250人を超える区民を前に、要望概要などを伝えた。

おおさか東線の淀川橋梁と市営地下鉄谷町線交差部の間は、その線路がほぼ区域界上にあり、線路の東側が旭区、西側が都島区となる。旭区が望む城北公園通は、両区を東西に貫く道路の名からとったもの。同区の決議書には、「新駅の名称は、旭区民はもとより近隣の都島区民にも馴染みが深く、淀川や城北川などの環境にも恵まれた地域を代表するとともに、未来に亘り存続し、誇りを持って親しまれることが必須」と記された。

《レスポンス編集部》

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