【リコール】いすゞ フォワード など11万台、走行不能になるおそれ

自動車 テクノロジー 安全
改善箇所
  • 改善箇所

いすゞ自動車は9月29日、中型トラック『フォワード』などのエンジン制御ユニット(ECU)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、いすゞ『フォワード』『エルフ』、UDトラックス『コンドル』、マツダ『タイタン』の4車種で、2013年3月1日から2015年7月22日に製造された11万0256台。また、車両製造後、修理で対象となる部品が組付けられた車両401台、交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できない70個も対象となる。

中型・小型トラックのECUにおいて、通気用ベントプラグ取付け部の塗装処理が不適切なため、被水で取付け部が腐食し、ユニット内に水が浸入することがある。そのため、ユニット内に浸入した水により制御回路が短絡して警告灯点灯、出力不足等が発生し、最悪の場合、走行中エンストして走行不能となるおそれがある。

改善措置として、全車両、ECUを対策品に交換する。または、エンジン制御ユニットのベントプラグ取付け部に防水処理を行う。

不具合は28件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集