ドイツの高級車、メルセデスベンツは3月23日、米国で開幕したニューヨークモーターショー16において、『メルセデスAMG C63カブリオレ』をワールドプレミアした。
同車は、新型『Cクラス カブリオレ』の頂点に位置する高性能グレード。メルセデスベンツは3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、『メルセデスAMG C43 4MATICカブリオレ』を発表。今回発表されたメルセデスAMG C63カブリオレでは、その上を行くパフォーマンスが追求される。
パワートレインは、メルセデスベンツが2015年9月、フランクフルトモーターショー15で発表した『メルセデスAMG C63クーペ』と共通。直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、新型スポーツカーの『メルセデスAMG GT』譲り。トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCT7。
標準グレードのメルセデスAMG C63カブリオレは、最大出力476hp/5500-6250rpm、最大トルク66.3kgm/1750-4500rpmを発生。0-100km/h加速4.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)の実力。
さらなる高性能を求める顧客には、『メルセデスAMG C63 Sカブリオレ』をラインナップ。この「S」バージョンでは、最大出力が510hp/5500-6250rpm、最大トルクが71.4kgm/1750-4500rpmに引き上げられる。0-100km/h加速は4.1秒、最高速は250km/h(リミッター作動)のパフォーマンス。
また、全車がサスペンションやブレーキなど、足回りを強化。内外装には、AMGらしいスポーティさが演出されている。