トヨタ自動車が発表した2015年(1-12月)の生産・国内販売・輸出実績によるとグローバル生産台数は前年比0.8%減の892万9075台。東日本大震災やタイ洪水による部品不足で減産を余儀なくされた2011年以来、4年ぶりのマイナスとなった。
国内生産は同2.4%減の318万8444台で3年連続のマイナスとなった。
国内販売も同3.6%減の149万7869台と3年連続で前年を下回った。そのうち、レクサスブランド車の販売は、同9.0%増の4万8231台。軽自動車の販売台数は同18.9%減の2万6817台だった。除軽市場のシェアは0.5ポイントアップの46.7%と3年ぶりに前年実績を上回った。
輸出は同1.2%減の176万8619台。中南米、欧州、オセアニア、中近東、アフリカに向けた輸出が減少した。
海外生産は同0.05%増の574万0631台、4年連続で過去最高を記録。北米、中南米、欧州などで増加した。