アクサのテレマティクス保険、担当者「楽しく、お得に、安全を届ける」

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アクサダイレクト MIRAI DRIVE PROJECT
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アクサダイレクトは、スマートドライブと、安全運転で保険料を割引くテレマティクス保険の開発を開始。この開発にあたっては多くのユーザーの運転データが必要となるため、安全運転を見える化し、未来の安全運転基準をつくることを目的とした、お客さま参加型プロジェクト「MIRAI DRIVE PROJECT」を発足させた。

同プロジェクトの企画制作を担当するMIRAI DRIVE PROJECT クリエイティブディレクターの有國恵介氏(ライゾマティクス テックマーケティング)は、このプロジェクトの指針は3つあると語る。

それは、「データで安全運転の基準をつくる。基準をつくることで安全運転を楽しいという新しい意識をつくる。その意識がクルマ社会全体を変えていくというものだ」と話し、「今回は最初なので安全運転に関しての気付きがテーマ。その後数年かけながらいろいろな施策を考え、ステージごとに活動していく」と述べる。そして、「テレマティクス保険ならアクサ。その理由は楽しいしお得というイメージを持ってもらいたい」とコメントした。

また、アクサ損害保険セールス&マーケティング本部ネクストイノベーションプロジェクト統括の輪島智仁氏は、安全運転の見える化について、「アクサグループがつくったYouDriveアプリケーションに、運転診断機能が付いており、このアプリをスマートフォンで使うことにより実際のドライバーのドライブデータを取得。そのデータからビッグデータを使って、運転がどのレベルのものかを数値化することで、安全運転を見える化する」と説明。

その結果、「ドライバー自身に何かしらの“気付き”を持たせ、安全運転は楽しいという新しい意識をつくることで、思いやりと優しさを基準にして運転を楽しむ”未来ドライバー”を育てていく」と輪島氏。そして、最終ゴールは、「自動車メーカーと同じように事故ゼロ、渋滞ゼロのクルマ社会をつくることだ」とした。

このプロジェクトの発足に伴い、ライゾマティクスによるコンセプトムービーもホームページ上などで公開。「最初は乱暴にクルマに乗っていた子供たちに、お母さんたちが、安全運転とはこういうものだ。思いやりとはこうだとやさしい手と声で語りかける。すると徐々に子供たちがルールに気付き、安全運転は楽しいと思い始めるという、まさに我々のプロジェクトの目指す世界を描いたものだ」と輪島氏は語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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