日本自動車工業会が発表した2015年10月の自動車国内生産実績によると、四輪車生産台数は、前年同月比0.5%減の81万3110台で、16か月連続のマイナスとなった。
車種別では乗用車が同0.9%増の68万9929台で16か月ぶりのプラス。このうち、軽乗用車は同16.4%減の12万2052台、小型乗用車は同3.4%減の13万5603台と落ち込んだが、普通乗用車が同8.7%増の43万2274台と好調だった。
トラックは同7.0%減の11万1492台で、6か月連続のマイナス。このうち普通トラックは同12.3%減の4万9152台、小型トラックが同0.6%増の2万7942台、軽貨物車が同4.7%減の3万4398台だった。
バスは同11.6減の1万1689台で4か月連続のマイナスとなった。
10月の輸出は同3.8%増の41万6472台と順調だったが、国内販売が同4.1%減の38万0089台と落ち込んだ。